どうも。710です。
実は僕、幼いころにハマっていたデュエル・マスターズにデュエキングパックのあたりから復帰していまして、環境が変化してもう一度帰ってきたらまあ楽しいこと。基本的にカジュアル側の人間で全然ガチることはないのですが、それ故テンプレ通りのデッキなんてほぼ持たないわけです。
そんなわけでいろんなデッキがDECK MAKERに埋もれていたので、今回から僕が個人的に組んだりしてみたデッキを「DMデッキ開発局」というシリーズの記事として展開してみようというコトにしました。
…どっかと名前でかぶってたりしないかな…?
もちろん公式の開発部とは何の関係もないです。めちゃ名前似てるけどね。
そんな記念すべき第1回目のデッキは【光自然マナ退化】。
初回になんちゅう山(デッキ)を持ってきたんだよ、っていう話ですが、新弾が出て最初に組めたのがこれだったってだけの話です。
どうせならいつも使ってる【墓地ソ】や【ラッカSF】あたり紹介したかったですが、それはまた今度()
デッキタイプの【退化】とは?
僕なんかの記事を見てくださってる方なら退化の基礎なんて知ってると思いますが、一応軽く説明します。
詳しくはWikiをどうぞ。
デュエルマスターズには、【クリーチャー】の上に重ねて進化する【進化クリーチャー】があります。
基本進化クリーチャーは場(バトルゾーン)に存在するクリーチャーに重ねますが、【墓地進化】や【マナ進化】の場合はバトルゾーンに出ていない、マナゾーンや墓地にいるクリーチャーからでも進化できます。
そこに【カード除去】とよばれる、【クリーチャーが入っているカード全体】を手札に返したり墓地に送ったりする効果を組み合わせます。(落城の計やエアヴォが主流)
この時、カード自体が場所を移動し、クリーチャーと呼ばれるものは移動しないという何とも不思議な現象が起こります。やってることはスター進化と同じです。
ただし、もともと仕込んでいたクリーチャーはバケモン級のものがほとんどなので、それらがまとっていた鎧が外され、バトルゾーンに残ることになります。これが【退化】の大体の流れです。
DECK-1 光自然マナ退化
デッキ構成
ガチまとめのページはこちら↓
https://gachi-matome.com/deckrecipe-detail-dm/?tcgrevo_deck_maker_deck_id=5608e56e-2ae8-40e3-bddc-ae40e027ca01
全体の流れ
初動タマシードでマナや手札を整える
↓
トラップの地版やウェイブを救いたいなどでマナを伸ばす
↓
はじめしゃちょーからキリンソーヤとHEAVENキッドを同時に出し、キリンソーヤを退化させる
↓
各種バケモンでFin.
構築内容とひとこと
ゲラッチョの心得*4/ジャスミンの地版*4
初動です。基本的にマナを貯める動きを優先したいのでジャスミンは入ってます。ゲラッチョは2コストで1面止めつつなぜか1ドローまで持ってるので入れました。
ゲラッチョは使った後でもHEAVENで盾にぶち込めるので結構使いやすいと思います。
HEAVEN・キッド*4
退化要因。核です。
なぜか盾送りという速攻相手にも受けを増やせる3コストエンジェルコマンド。なぜかパワーが3500あります。全部強い。最初に置いたゲラッチョやジャスミンを盾にぶち込んで速攻を見たいところ。コンボではマナから飛ばすので、マナに置いといたほうがいいんじゃない?もったいなくない?
そう考えたアナタ。ワイトもそう思います。
そのためのトラップのルーンです。
トラップの地版*2
もともとは数合わせにぶち込んだトリガー枠です。
が、こいつなぜか味方もマナに飛ばせちゃうんですよね。
そうです。盾埋めに使ったHEAVENキッドをマナに送れちゃうんですよねコレが。
序盤なら相手の妨害にも使える、ブーストにも使える、と結構やるのではないか系カードな気がしてきました。
調整するならここの枠増やしてもいいかもしれませんね。
ハックル・キリンソーヤ*4
退化元。
退化に使う鎧ですね。自然のクリーチャー指定なのが難しいところ。よくあるタイプは【ブレードグレンオ-バルカディアNEX】ですが、火を入れて3色にすると色バランスとったりするのが面倒なのと、最悪小型ブロッカーならすり抜けて突撃できるのでこちらを軸にしています。
チームウェイブを救いたい*4
中盤のマナブースト/回収を担う縁の下の力持ち。
序盤にはじめしゃちょーやイメンズサインをマナに置いてもこれで回収してつなげていきます。
2ブースト→1回収なので、パーツのキッドやキリンを山札から送る役割も果たします。
単色なのが偉い。偉すぎ。
バイナラドアの地版*4
トリガー枠です。枠争いは多いですが、近年はロックもかなり手軽にできるようになり、呪文やクリーチャーのトリガーで受けきれない場合にタマシードで受ける場面が増えると思い採用。
正直ゲラッチョとバイナラで受けきれないのはVolVal8くらいだと思います。
まあ、俗にいう自由枠ってヤツです。
イメンズ・サイン*3
トリガー枠その2。
うまくマナにパーツが準備できたときは、しゃちょーの早出勤用でもあります。
実は早出しがメインで、トリガーで運用するにはデッキ内にビーストフォークを増やさなければならないためそこまで役に立たないのではないかという考えもうっすらとあります。
そのため3枚。ここも比較的自由枠です。
書きながら1枚をギフトにしてトラップの地版を4枚に増やすほうがいい気もしてきました。
ギャラクシーデスティニー*1
メイン退化先。1枚なのは僕の手持ちが1枚だったからってだけです。
普通に考えりゃここがバルカディア枠なので4積みが妥当ですね。
攻撃時に山札からクリーチャーを2体雑に引っ張ってきます。めちゃ強。
基本VolVal8でいいと思いますが、その枠は自由なのでお好きなものを投げましょう。
手に入れづらい、汎用性がないなど手を出しにくいカードでもあります。それゆえに上がったらとんでもない値段になるカモ。汎用性ないけど。射出先がマナに飛んだ時用にギュンターペガサスもあるとさらに心強いです。
はじめしゃちょー*4
メインギミックです。マナからキリンとキッドを呼び出してハイ完成。
鬼レクスターズなどで低コストの進化クリーチャーもカードパワーにインフレが起こっている今、
進化/非進化問わずに3コスト以下を2体出すという行為がいろんな戦術を生んでくれる気がしますね。
なぜか効果バトル付きです。退化させた後にバトルさせて勝利時効果も使えたりと、いろんなクリーチャーへの退化の幅が大きく、使いこなせたらなんかかっこよさそうですね(小並)
Vol-Val-8*2/バイラス・カースド*2/希成ギョウ*2
射出候補先たち。合計6~8枠が目安です。
ギョウはカードパワーで採用してます。バイラスはタマシードのトリガーもケアできるのと、攻撃誘導がさらっとついてたので採用。VolVal8はフィニッシュ性能が高いから。
バルカディアNEXと比べれば確かにいろいろと物足りないものばかりですが、それぞれがそれぞれいいもの持ってるので使い分けやすいのが利点です。正直ギャラクシーからダノスとジスタジオとかモアイとか投げとけば大体のデッキは詰むと思うのでそのあたりに変えるのもありかもしれません。
まとめ
ということで、DMデッキ開発局記念すべき初回の【光自然マナ退化】でした。
序中盤はマナを伸ばし、メタを処理する。
マナがたまり次第、はじめしゃちょーからパーツを出してフィニッシャーを用意する。
ある意味基本に忠実な戦術だと思います。
退化ギミックは賛否あると思いますが。
相手に触られにくいマナゾーンを利用しているのもポイント。墓地退化は墓地メタなんてものもありますが、マナ退化の場合メタがランデスになるので対策されづらいんじゃないかな~と思います。
バルカディアNEXが入ってないだけで、明らか出力が落ちてる感が否めないのが悲しいところ。
と、ゴリゴリのカジュアル勢が解説してみました。
細かいところを見れば、パーツをマナから回収できるのが”救いたい”だけだったりと、まだまだ改善できるところはありますが、今回はこのあたりで。
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